何が損で何が得か

　２００５年０４月にペイオフが全面解禁と成りました。銀行が破綻した場合は一千万円と其の利子しか確実には補償されません。しかし、今でも高齢者の可也の１千万円を超える資産が普通預金に預けた儘に成って居ます。良く考えるべき時です。銀行毎に一千万円ずつ分散して預けるのも一つの方法ですが、歴史的な超低金利時代が未だに長く続いて居る時で在る事を思えば、良く考えるべき時が来て居ます。
　以前の様な高金利の儘で在ったなら、銀行が預金者達に支払わねば成らなかった、利子の総額は莫大な物に成って居た筈、其のお金は一体何処に行って仕舞ったんでしょうか。誰かが得をして居る筈で有る。高度成長期に我武者羅に働き、こつこつとお金を貯めて、定年退職後の優雅な生活を夢見た人も多かったでしょうが、年金も減らされ、無いに等しい現在の超低金利の利子では生活が成り立ちません。良く考えましょう。公定歩合等上がる気配すら未だに無い。金利が上がるのをは期待出来ません。
　効率的な資産運用が必要です。高配当な金融商品にはリスクが伴います、又、補償の対象外の場合も有ります。充分に注意しましょう。「卵を一つの篭に盛るな」と言う諺も有ります。被害を最小にする為にも資産は分散して投資しましょう。
　国債の購入も一つの方法です。国債は満期まで持てば、元本は保証されますし、普通預金の金利よりかは高金利です。銀行が普通預金のお金で国債を買えば、金利の差分が額に汗する事無く儲けに成ります。総額が莫大なら利子の差の儲けも莫大な物に成ります。銀行は大儲けをして居るので有る。国は今まで銀行を散々悪者にして来たが、銀行に国債を買って貰わないと困るので有る。最近では個人向け国債も発行され個人には身近な物に成りつつ有ります。
　金塊を買って置くのも一つの方法です。インターネットで購入出来たり、盗難の防止の為に預かってくれる所も有りますが、必ず上がると言う物でも有りません。選択肢の一つでは在る。
　外貨建て金融商品はペイオフの対象外でも有り、多くのリスクを伴いますが、円の金利に比べたら高金利、高配当のものが多く魅力的で有る。外貨預金や外貨建てＭＭＦは解約時の為替損益が出る場合も有りますので注意が必要です。円に換える手数料も掛かりますので、気長に持つ事が重要です。
　最近は投資信託に関心の有る高齢者も多く成って居ます。海外の債権に投資するファンドも有ります。毎月分配型のファンドも多く成り、月々、小遣いとして幾らか入って来る物まで有ります。配当は良くても、単価が下がる場合も有り、注意が必要です、分散して購入する事が必要です。外貨建て投資信託も有り、可也の高配当も期待出来ます。
　株式への投資も有りますが、余りに多くのリスクを伴います。会社が破産した場合は株も二束三文に成ってしまいます。充分に注意しましょう。ミニ株も有り十分の一の価格から買えたりして、幅広く分散して置けば損も少なくて済みます。株主優待が有る場合も有り、配当以外に貰える物も有ります。
　色んな金融商品が有り、銀行が破綻した時に慌て無い様に、日頃から対策は立てて置きましょう。女性の場合は旧姓の名義の通帳を未だ持って居る場合は名義を変更して置きましょう。名寄せに時間が掛かり其の間自分の預金が支払らわれ無い場合が有りますので注意しましょう。
　ペイオフの全面解禁に因り、普通預金の莫大な資産が他の金融商品へのシフトが徐々に進んで居ます。今後は経済も活発化し日経平均も上がるのが期待出来ます。
　郵政の完全民営化が進めば、郵便貯金の莫大な資産は如何動くので有ろうか。高齢者の資産家がもっと投資に積極的に成れば日本の経済も活発化する事で有ろう。
　足腰の弱い高齢者が、銀行や証券会社に行くのは大変です。バス代を使えば利子ば吹っ飛んでしまいます。インターネット取引が簡単に出来ても、インターネットが出来る環境を維持する為には結構お金も掛かります。
　昔、電気代をケチって蝋燭で生活し家を焼いてしまった人が居ます。節約も程々が大切ですが、鬼に成らないとお金等貯まりません。資産が有っても栄養失調に成って早死にしては何も成りませんが。お金は大切です使う時は良く考えてから使いましょう。年金生活者は尚更です。其の年金生活者を狙った振り込め詐欺やリホーム詐欺が増えて居ます。高齢者のおっとりした良心を悪用した詐欺で有る。同じ人から何度も詐欺に掛ける悪質極まる詐欺が増えて居ます。一人暮らしの人は特に注意が必要です。
　昔、或る二つの銀行が合併した時の株が８０円でした、将来上がると確信して買った人が居ました。その銀行が破綻寸前で有る事が分かり株価は４７円に下がった、株券が紙切れ同然に成っては大変と其の時に売ってしまった人は大損をこいたので有る。公的資金が導入され破綻はしなっかので有る。其の後株価は２００円に成った。其の時買った人は大儲けをした事に成る。売るべきか売らざるべきか、半分だけ売って置くべきか、其の時の迷いは如何にや。持ち株数が多かったら其の損も莫大で有った。其の人は鬼に成ってしまったので有る。
　昔、消費税に反対して罪を犯してしまった人も居ます。又、消費税率を引き上げる目論見が有ります。年金生活者には辛い話で有る。最近税込み表示に成って皆騙されるてしまって居ます。
　人の人生は余りに過酷で有る。儲け話等皆無で有る、旨い話を持ちかける人は詐欺師だと思った方が良い。仕事中に其の様な儲け話のセイルスを電話して来る人が居ます、迷惑な話で有る。思うに社員名簿が闇で取引されて居るので有った。社員名簿も売り買いされる時代で有る。個人情報漏洩法で持ち出された会社が罪に成る時代で有る。御蔭で社員名簿も長く貰って居無い。人が人を信じられ無い時代に成ったので有る。高齢者は其の内死ぬので政治家は高齢者の事等考え無いので有る。天罰は降ら無いので有る。

　　　　　　　　　　　　　 ２００５−０７−０２−４６−ＯＳＡＫＡ

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