梅雨明け十日

 憂鬱な長雨の梅雨が明けると夏本番で有る。冷房機が不調では困った事に成る。使い過ぎで基盤が壊れる場合も合える。日本では梅雨明け十日が一年で最も暑い時期でも有る。蝉が有る日に突然一斉に鳴き出す。喧しらが余計に暑さを感じる時期でも有る。大阪では7月25日の天神祭りの辺りが一番暑く成る。八月に成ると朝晩少し涼しく成り可也過ごし易くは成る。夏休みも終わりに近づくと秋風が吹き始め日も短く成る。日の暮れるのも早く成るし、やがてツクツクボウシが鳴き出すともう夏も終わりで有る。
 今年は熱帯夜の夜も少なく暑さで気が狂うての犯罪も今の所少ないが。夏の昼過ぎに入道雲が急に成長し、突然の夕立の驟雨に見舞われる事も多い。馬の背を分ける程に地域的に集中する場合も有る。余り激しい豪雨の中では傘を差して居ても息苦しく感じる程も圧迫感を感じる。酸素が減る訳では無いが。雷に打たれえて命を落とす人も居る。昔は雷を畏れて蚊帳を吊って中に逃げ込んだりで有る。麻の蚊帳は大電流を通し中の人は命が助かると言うので有る。晴天の霹靂は雹の事かと思って居たら、雷の事で有った。真夜中に野生動物を撮影するにフラッシュを焚いても驚か無いのは稲光と間違っての事で有る。最近は網戸のアルミサッシが普及し蚊帳を吊る風習も少なく成ったが蚊帳の中は独特の安心感が生まれる、子宮内体験の哀愁か。雪夜の晩には猫は人の布団の中に忍び込みたがるが、暑い熱帯夜の夜迄蚊帳の中に入りたがったりで有る。蚊が煩わしい訳では無い。猫にとっても蚊帳の中が一番安心の出来る場所で有るので有ろう。野生の獣の多くが足を折ってしゃがんだり、腹を上にしてまどろんだりは為無い、天敵に無防備に成る為で有る。家猫がそれらを行うは余程人に安心してのことで有る。
 夏はパソコンライフを楽しんで居る人にとっては廃熱で冷房が必須に成る。ファンの騒音も何故か大きく聞こえる。電気代が気に成る時期でも有る。省エネ為にノートパソコンに替えた人まで居る。高速処理の出来る高性能パソコン程、廃熱や騒音も大きい。熱帯夜の夜は暑さで眠れぬ難儀が有る。眠れ無い為に犯罪を起こす人まで居る。冷房機さえ有れば防げた悲劇でも有る。夜風の涼しいひは窓を開けて寝たいところだは有るが、風が皮膚に当たり寝冷えして体調が悪く成る場合も有る。扇風機を点けた儘でも身体がだるく成る事は有る。最近は冷房機が普及し汗を流す機会も少なく成り、体温調節が上手く出来無い人も多い、夏は大いに汗を流すほうが健康には良い。猫は南国生まれの為か夏も苦に成らな無いようだか、犬は大変で有る発汗が機能が弱い為に喘ぎの様な呼吸に成る、唾液と舌が重要な体温を下げる機能と成る。
 気温が35度を超える様な酷暑の日も一雨降ると急に気温が下がる。大地に染み込んだ雨が大量の気化熱を奪う為で有る。打ち水の有効性が立証されて居る。しかし実際は湿度が上がり微風が吹か無いと体感的には涼しいとは感じ余り難い。気分的な要素が多い。昔から畳の上に夏だけ籐の敷物を敷いたり、襖を葦簾に替えたりと人は色々と涼しさの工夫をして来たので有った。
 昔、CPUファンを付けずに電源を入れて仕舞い、CPUを焼いて仕舞った事が有る。高価なCPUが一瞬にお釈迦で有る。其れ程の発熱が有るので有る。温度が上がると回転数が上がる優れものも有る。夏は特に騒音も大きく成る。CPUを水で冷やす水冷式の冷却器まで有る。電子機器に水を使う危惧は有る其の水を如何冷やすかが大問題で有る。CPUを強力に冷やすとオーバークロックも可能に成る筈では有るが。水をファンで冷やして居ては効果も限定的で有る。空冷式げは大きく成って仕舞う。
 パソコンの廃熱や騒音を嫌ってパソコンの躯体を部屋の外へ出して仕舞う事は出来る長いコードが床を這う事には成る。自宅でサーバーを運営する難しさが有る。電気代やパソコンの廃熱や騒音が問題に有る火災の危惧も有る。
 大阪では40度を超える激暑の日は無いが、日本海側ではフェーン現象で起きる場合は有る。大阪でも東風が吹く時は特に暑く成る場合も有った。38度を超えた時も何度か有った。猛暑の年は35度を超える酷暑の日が何日も続いたことも有った。夏休みが終わる前に新聞に集計が載る場合も有る。夏休みの宿題で必要とする学生が多い為でも有る。茹だる様な暑さでは有るが、アスファルトの路面は可也熱くは成るし、海水浴場の砂も裸足で歩くには熱い。しかし卵を茹でるには若干エネルギー不足では有る。傘の形の凹面鏡が必要か。真夏の太陽を見ると太陽光発電を自宅でもしたく成るが設備に御金が掛かる。昔は冷房施設の無い職場も多く、悪列な環境に成る。炎天下で帽子も被ら無いと日射病に罹ったり、熱中症に罹ったり、脱水症に成ったりで有る。子供を車に置き去りに為た儘パチンコに熱中する親まで居た。水分の補給以外に塩分の補給も必要か。スペインでは昔から昼寝の風習も有った、サマータイムの導入を考える人も多いが、炎天下の中を帰らねば成ら無い酷が有る事を見落として居る。昔も汗をかきたまり兼ねて盥で行水する人妻を覗く男迄居たので有る。涼しさを呼ぶ懐かしい物に花の入った氷柱等も有る。氷の彫刻等も有る。直ぐに融けて仕舞う運命では有る。
 猛暑の夏は半裸に近い格好をして電車に乗ってくる娘御も多い。痴漢をされるのを待って居るかの如くでも有る。臍を見せるファッションは多いが、服装の乱れは心の乱れでも有る。痴漢、変態、変質者の標的には成る。大阪では今だに女性専用列車が走って居る、今だに痴漢が居る事を立証して居るかの如くで有る。恥曝しな話では有る。女性専用列車の中で赤子に母乳を与える母親が居るとも思え無いが、間違って乗って仕舞うと犯罪者扱いの冷たい視線が待って居る。
 猛暑の年の秋風が吹き始めホットする時期に亡くなる老人も多い。酷暑の最中なら理に敵うが何故か秋や春に多いのが不思議で有る。気の緩みに注意が必要か。真夏の葬式は大変で有る。夏用の喪服が成ったら困った事に。棺桶の中にドライアイスを入れたりで有る。真夏では飛ぶように売れた掻き氷も秋風が吹き始めると売れ行きも悪く成る。































            2009−07−08−414−01−01−OSAKA



                     HOME
                  −−戻る 次へ++