基本ソフト(OS)の変遷

 当初、パソコン教室ではベーシックのプログラムを教えて居た筈だったと思うのですが。当初はパソコンもベーシックが主流で、CP/MやMS−DOSはオープションで売って居たのを覚えて居ます。可也高かった物です。両方とも機能的には余り差は無く、ユーザーはどちらを使用するか、選択を迫られたので有った。僅かにMS−DOSの方が高機能では有った様にも思えましたが。ベーシック自体も各社区々で、互換性が無かったので有る。
 自宅のパソコンでMS−DOSを今時使って居る人は居無いでしょうが、工場等では業務用のソフト等で未だに使われて居る場合も在ります。プリンターが故障の時、対応のプリンターを探すのが大変です。 ウインドウズのコマンドプロントはMS−DOSに似てますが、MS−DOSでは有りません。MS−DOSに似せて作ったウインドウズのプログラムです。コマンドラインの持つ便利さ、高機能は今も健在です。コマンドプロントからしか起動出来無いプログラムも多数在ります。其の全機能を使い熟せるユーザーも又少ない。
 ウィンドウズも改良が進み、パソコンのパーツも統一規格が進み。ユーザーが自由に選択してパソコンを組み立てられる様に成った事は素晴らしい事で有る。しかし、ハードウェアーの進歩は一般ユーザーを当惑させる程速い。常に最新の情報を仕入れて置く必要が有ります。
 一般用のウインドウズ95も16bit から32bit へ変換がうまく行かず16jit コードを引きずって居ました。一方業務用に当初から32bit 用に開発されNTは、高機能で有るにも係わらずソフトの互換性の問題で余り普及しませんでした。NTは特に高機能で以前にはペンティアムプロセサー以外の64bit CPUでも動いて居たので在る。何年も前の昔の事で在る。信じられ無い事では在る。其の後開発経費が掛かり過ぎるのか開発を中止してしまったが。アルファーのCPUでも動いて居たので在る。我が家のアルファーCPUのパソコンも快適に動いて居ました。32bit 用の一般ソフトはコードを変換しながらも動いて居たので有る。何回も起動して居る内に、変換コードが最適化され段々速く成ると言う優れ物でしたが、オフィスがバージョンアップされてしまってからはインストールすら出来無く成ってしまった。 其れ以来ズーと64bit のOSを待ち望んで居ましたしが、やっと最近に成って実現しました。今の所は何の問題も無く動いて居る様ですが。一部に動か無い物も有るのを想定してかDSP販売のみですが。 其の後、一般用のウインドウズと業務用のNTを統合してNTのバージョン5として発売される予定で有ったが、何故かウインドウズ2000と名前を変えて発売されてしまった。発売の前に只の評価版をいちびってインストールしたら、用心の為に電源の切って在った別のHDDにまで影響が出てしまい、二度とはNTに戻れ無く成った苦い経験が在ります。只程高い物は無い。
 其の2000の改定版が今のXPで有る。インターネットの発達で常に最新の改定版をダウンロードが簡単に出来てしまうのは素晴らしい事で有る。セキュリティー関係の改定ソフトの多さから如何に世の中に悪意に満ちた人が多いかが分かります。いったい何を考えて居るので有ろうか。
 CPU、マザーボード等は大分前から64bit 対応の物が出回って居たが、AMDは特に力を入れて居ました。OSもリナックス等のOS以外は無かったが、最近に成ってやっとXP_x64が発売されました。今後の64bit 対応のソフトが揃うのを期待したい物で有る。
 OSはウィンドウズ丈では有りませんが、リナックス、ソラリス、ユニックス、MAC用のOS等、他にも在りますが、発売されて居るソフトの種類の多さにおいて、物の比ででは有りません。幾ら優れたOSでもソフトが安く手に入ら無ければ、普及はしません。ウィンドウズのOSが人類に与えた恩恵は甚大です。インターネットの発達で。今まで会社を休んでまでしなければ成ら無かった、銀行に行ったりも、証券会社に行ったりも、買物雑事、官公庁諸事もインターネットででも一部出来る様にも成り、便利の限りです。今やパソコン無くしては生活が成り立た無いとまで言う程の人も多い。
 最近に成って、カーネルを公開して居る、リナックス等に乗り換えようとする家電メーカーも多い、自社の製品に最適にOSを改造したい思惑でも有るので有ろうか。ウィンドウズも一部の大学や企業には一部を公開する動きも有るようでも有るが、ユーザーにとってはブラックボックスで有る事には変わりが無い。我々はOS自体を買って居るのでは無く、使用する権利丈を買って居るので有る改造は出来ません。 最近のOSは、AV機器とのコントロールが巧妙に出来る商品も開発せれた居ます。パソコンでテレビを観たい人も居ます。テレビでインターネットも出来る様にパソコン機能を持たせた物まで出て来て居ます。テレビとパソコンを融合させた商品も開発されて来て居ます。狭い日本の住宅事情では仕方の無い事かも知れませんが。テレビを観乍、パソコンもしたい人も多いから、皆がそう成る事は無いで有ろう。
 インターネットの発達で思う事は、インターネットを悪用した、詐欺やウイルスや、ポルノ画像の氾濫と、次々にリンクサイトを表示してしまう悪質なホームページの有る事で有る、表面に現れ無いのを良い事に、人の悪意は世界を馳せ廻るので有る。OSのセキュリティー機能だけでは不十分で、専用ソフトが必要です。
 一生の間に、8bit の玩具の様なパソコンからデュアルコアのヂュアルCPUのサーバークラスのパソコン迄を見て来れた、五十代の人達は幸せです、パソコンほどダイナミックに進化した家電製品も数少ない。今のパソコンでも仕事でワープロやインターネットをして居る丈では充分では在るが、子供がゲームで遊ぶ為には未だ未だ力不足、子供が使うパソコンが、お父ちゃんが会社で使って居るパソコンより高性能で有ると言う皮肉な現状が存在します。今後もウィンドウズの全面改定版の新しいOSの開発が続けら続けて居るらしいです。今後のOSの変遷に大いに期待しましょう。
              2005−05−04−31−OSAKA

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