舌足らず報道
テレビのニュースは時間制約が有り。放送局は事実丈を淡々と報じる。原発訴訟で電力会社の記者会見も淡々と報じ窮めた報道はしない。四国電力の伊方原発の決定に対して、四国電力の申し立てでは本審の判決が出る迄の間に、阿蘇山がカルデラ破局的大噴火が起きる可能性は充分に低いと主張。過去260万年間で最大規模の噴火が起きたとしても広島県の住民四名は避難の為に3号機から離れる為、放射能漏が放出されても具体的な危険性は無いとして居る。裁判で火山が噴火したら原告住民は広島から避難して居て居無いのに広島高裁は原告住民が放射能被曝を受けるから原発を動かしては成ら無いと決定を出した。火山が噴火しても逃げ無い様な人の原告四名の為に予防的に原発を停める必要が判ら無い。阿蘇山が噴火するば広島県知事も避難命令を出す筈。避難に従わ無いは自業自得でも有る。伊方原発が放射能漏れが起きても、愛媛県知事が避難命令を出す。避難命令が出てからでも広島県の住民四名は直ぐに避難出来る筈。予防的に停める必要が皆無で有る。四国電力の佐伯勇人社長は此れ迄の地裁や高裁で示された社会通念を踏まえた常識的は判断を覆したとぼやいた。
原子力規制委員会は此の仮処分の決定後に火山の噴火の危険レベル4の発令で原発を停める策定を発表した。噴火の予兆が出てから停めるのが行政の有り方。火山噴火予報も出ぬに予防的に停めさす愚が有る。全世界に広島高裁は誤審の恥を晒した事に成って仕舞った。仮処分は本審の判決が出る迄待って居ては原告の債権者がが被告の債務者に因って被害を受けて仕舞う危険の急迫性が必須、其の危険の急迫性の立証は原告の債権者が行う義務が有る。電力会社に放射能漏れが起き無い事を求めるものでは無い。危険の急迫性が原告の債権者が立証出来なければ、本審で争えば良い丈の話有る。
日本では中学二年の数学の幾何で証明を学ぶ。数学では数式で証明するが一般的では有る。ピタゴラスの定理も数式を使って証明は出来る。証明方法が百以上も有る。真理は一つでも証明手段は色々有るので有る。数学では証明済みの予想は定理と成る。其の定理を使って新たに予想を証明出来又新たな定理と成る。世紀の難問のフェルマーの最終予想も近年ワイルヅに依って証明されフェルマー・ワイルズの定理と成った。以後は定理として新たな予想を証明出切る。仮処分裁判も根拠法や上級審の判例を尊重して居れば誤審は起こら無い、裁判官の出世にも影響する。誤審をすると家裁に左遷させられたり移動させられたりで気を使うが定年真近の裁判官は退官後の弁護士活動を意識して名を挙げたい所では有る。法の番人の弁護士が国法に瑕疵が有るかの如くに死刑の廃止を日弁連が決議するは司法の信頼が失墜する事に成る。福井地裁の高浜原発仮処分はゼロリスクを求めた誤審、同じ福井地裁の裁判官が異議審で決定を破棄した。大津地裁の高浜原発仮処分では非常用炉心冷却装置ECCSの記載漏れの誤審を大阪高裁は一年も掛けて破毀した。其の間の関西電力の損害は数千億に上るが関西電力は賠償請求をせずで有る。狂訴が続く現況は無賠償主義の電力会社の体質に有る。
日本を衰亡させるは原発を停める事でも有る。日本を懼れる大国は中国やロシアや米国で有る。米国は日本全土を焦にすべく焼夷弾の燃焼試験を砂漠に町屋の実物大の模型を使って行い、広島にはウラン原子爆弾を投下し、長崎にプルトニウム原爆を投下し、特許を取る為に殺傷効果のデータを持ち去って仕舞った。日本が核を持つのを尤も懼れる国でも有る。台湾が中国と成り、沖縄がスペインのカタルーニア地方の如くに独立騒動を起こし、北海道の熊笹の荒野が中国人に買い占められて仕舞って居る。日本は核を持た無いが何時でも持てる技術を持って居る事が周辺国に抑止力が働いて平和が保たれて居る原発を已め日本を衰亡させたい人に、元首相の小泉純一郎氏が居る。息子の進一郎を総理に推す心算らしい。加憲で改憲した総理として名を残したいので有ろう。
静かな湖面に一石を投じると円形の波紋が四方八方に広がって行く。大宇宙の開闢の如くでも有る。大宇宙の元素比が生物の元素比に似て居る、地球の元素比には似て居ない事が重要で有る。生命は在り来たりのもので出来て居る事を意味する。生命の発生は必然とも言える、しかし、自分が生まれて来たのは奇跡で有る。死とは生まれる前に戻る事で彼の世が有る訳では無い。昨日すらもう無いのに彼の世が有ると講談師の如くの見て来たかの如くに嘘を吐きき蔵と立てた俳優も居た。
利用出来る物を総て使うが生命、次世代の原子力熱核融合発電の期待が有る。放射能漏れを理由に狂訴は無い。其れ丈でも期待に値する。
火砕流が海を渡り山を超えるかが問題で有る。火山の専門家は海を渡ると平然と言う人も居る。9万年前のカルデラ破局的大噴火の時の阿蘇山の高さは
富士山より高かった。火砕流も威力が甚大で有ったが今の標高では今一で外輪山も有る。固まった熱い溶岩が崩落して火砕流は起きるが海に達すると海中に没し水蒸気爆発を起こす。煤塵は水蒸気と一緒に天に舞って仕舞う筈。軽石は海に浮かぶので山口県に達する事は有り得るが、軽石如きが原子炉を損壊させるとは思え無い、当日の風向きも重要で有る。当日の時間も予知は不可能なのにどうして風向きを立証出来たので有ろうか。